FAQ(よくあるご質問)

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企業組合ってなに?

企業組合とは、中小零細事業者が国の法律「中小企業等協同組合法」に基づいて、各都道府県知事の認可を受けて設立する法人組織(協同組合の一種)のことです。さまざまな中小零細事業者が集まり、商売はそのままで組合の営業所となって、税務申告は全営業所を合算して組合本部(専従の職員で構成する事務局)が行います。

東和企業組合は、西暦1950年(昭和30年)に、西陣織物の関連事業者が中心となって京都府知事の認可をうけて設立されました。以来半世紀以上の実績があり、京都府・京都市・全国中小企業団体中央会より優良組合の表彰を受けています。

加入すると記帳などの事務はどうなる?

個人・法人を問わず、事業を行うには確定申告や営業管理などのために様々な帳票類を記帳し、保存しておく必要があります。

サラリーマンの方であれば、給与計算、労働保険、健康保険、厚生年金などの手続きはほとんど会社でやってくれますが、個人で事業を営んだり会社を経営する場合は、それらをすべて自分でするか、専属の社員を雇うか、あるいは社会保険労務士などの専門家に依頼するかになり、事務等のわずらわしさや余分なコストが掛かります。

東和企業組合にご加入いただくと、簡単な記帳、報告、資料の提出をしていただくだけで適正な決算・納税を実現できます。また、給与計算等の労務管理に関しても面倒な事務は本部職員が行いますので、商売に専念することが出来ます。

費用はどのくらい?

組合加入時に出資金として5万円お預かりいたします。出資金は組合を脱退するときにお返しします。また、加入事務手数料として8千円をいただきます。

月々の費用(組合管理費)は、売上・所得など事業規模に応じて総合的に判断して決めさせていただきます。

※    その他営業成績に応じて法人税・消費税の負担が必要となります。

詳しくは税負担シュミュレーション

所得税の確定申告はどうなるの?

企業組合は一般の会社と同じ「法人」ですので、加入されると個人事業主や配偶者などの家族従業員も給与所得者となり、給与所得控除など控除幅が広がり、合理的な節税が可能となります。

給与に掛かる所得税についてはサラリーマンと同じく、毎年12月に年末調整を行って、税額を確定しますので、原則的に所得税の確定申告は不要となります。

ただし、年金(公的、個人)をもらわれている方や、株取引をされている方、不動産収入など売上とは別の収入がある方などは、別途確定申告が必要となる場合があります。

消費税の課税事業者なんだけど、どうしたらいいですか?

消費税の課税対象となる売上が1000万円を超えると、消費税を納税する義務が発生します。消費税の計算と申告書の作成は税務の専門的な知識が必要ですし、日常の経理処理にも特別な処理をしなければならない場合があります。

東和企業組合に加入すれば、こうした経理処理から税務申告まで本部職員が行いますのでみなさまのご負担がかなり軽減されます。

企業組合に加入すると税務調査がなくなるの?

事業をする上で避けて通れないのが税務署による税務調査。事業所によって異なりますが3年に1回程度の頻度で行われるといわれています。

もちろん企業組合に加入したからといって税務調査がなくなるわけではありません。一つの法人として経済活動をしていますから、当然納税義務はありますし、税務調査も行われます。

しかし、東和企業組合に加入されると、税務調査は組合本部を通じて行われますので、従来のように直接的な個人調査はなくなります。また万一、お店やご自宅に税務調査が行われる場合、本部職員が立ち会います。

個人事業主は社会保険に加入できないと聞いたんだけど?

はい、個人事業主は社会保険に加入できません。(個人事業主に雇用されている従業員は社会保険に加入することができます。)

個人事業主は国保組合に加入するか、市町村の国民健康保険に加入することになります。ただし、事業を法人化すれば社会保険に加入できます。

東和企業組合に加入すると「法人」となりますので、事業主とその家族も、もちろん従業員も社会保険に加入できます。

従業員がいるので労働保険に加入したいんだけど?

東和企業組合では、厚生労働大臣認可の労働保険事務組合「東和労務協会」を併設しています。

労働保険の事務手続きは、労働保険事務組合を通じて行います。事業主の労災特別加入や保険料の3分割納付のメリットもあります。

労働保険の新規適用、毎年の申告書の作成や給付の手続、雇用保険の手続まで全て本部職員が行いますので安心です。また、組合で給与計算も事業所の経理もできていますので、申告に必要なデータもいちいち調べる必要はありません。

株式会社ですが加入できますか?

東和企業組合では、株式会社や有限会社などの法人も加入できます。

加入すると組合活動とか何か面倒くさそうなんだけど?

特別な組合活動は全くありません。

親睦活動として、異業種交流会、ゆうの会(二世会)、青年会、婦人部、釣りクラブ、写真クラブなどがありますが、これらのサークル活動は任意のもので自由参加となっています。また、新年会、組合レクレーションなどいろいろな組合行事がありますが全て自由参加になっています。

企業組合って銀行みたいなものなの?

東和企業組合では銀行等と同じように、資金の運用(預貯金・融資)や小切手・手形の取立てや支払い事務(小切手発行・振込)などの業務を行っています。

営業用の資金と個人の資金を明確に区別することができ、組合独自の利率で資金を有利に運用することが出来ます。

なお、組合加入後1年経てば、組合より融資を受けることが出来ます。

融資の際も、銀行等のように面倒な手続きは無く、実績や営業状態に基づいて、簡単な手続きで組合融資を受けることが出来ます。

トラブルには役に立ってくれるの?

経営上のことから個人的なことまで何でもご相談ください。本部職員のサポートはもちろん、顧問弁護士による無料相談など、あなたの悩み事にお応えします。

どんな業種の人が加入しているの?

いろいろな業種の方が加入されています。

  • 和装関連・・・製造 加工 販売 など
  • サービス・・・理容美容 クリーニング 飲食業 整体療術 鍼灸接骨 不動産賃貸業など
  • 物品販売・・・生花店 菓子製造販売 インターネット通販 石材 古物 など
  • 建設関連・・・工務店 左官 瓦葺 住宅設備 リフト点検 電機工事 など

東和企業組合に加入するメリットは?

福利厚生として、集団健康診断や組合レクレーション、各種サークル、セミナー等があります。

趣味を楽しんだり、異なる業種の方々と情報交換したり、人的なネットワークを広げていくことが出来ます。商売等にプラスになる可能性もあります。

各種生命保険、損害保険、共済などの団体取扱で保険料の割引も受けられます。

何か困りごとがあれば、とにかく組合までご相談ください。

東和企業組合は、貴方の暮らしのパートナーを目指しています。
その他にも、東和企業組合に加入すると様々なメリットがございます。

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